近年、お墓を持たずに自然へ還る「海洋散骨(海洋葬)」を選ぶ方が増えています。
この記事では、海洋散骨がどれくらいの割合で選ばれているのか、またその背景や今後の見通しについて、統計や傾向をもとにわかりやすく解説します。
◎この記事でわかること◎
- 海洋散骨とは
- 海洋散骨の割合
- 年々増えている理由
- 今後、海洋散骨の割合
- 海洋散骨が向いている人
- 海洋散骨を選ぶ際の注意点
- 信頼できる海洋散骨業者の紹介
海洋散骨とは

火葬後のご遺骨を粉末状にし、船で沖合の海へ撒く自然葬の一種
宗教や宗派を問わず行える
環境にも配慮され、都市部の墓地不足対策としても注目
海洋散骨の割合
国内の自然葬全体における割合(環境省・葬送関連資料などより)
葬送方法 | 割合(推定) |
---|---|
墓地埋葬(従来型) | 約80〜85% |
納骨堂・樹木葬など | 約10〜15% |
散骨(海洋・山林含む) | 約3〜5%(※2024年時点) |
※この中で海洋散骨は、散骨全体の約8割を占めるとされており、全体の1〜2%程度に相当。
注目ポイント
まだ少数派ではあるが、年々増加中
特に都市部では「墓じまい」と併用して散骨に移行するケースも多い
海洋散骨が向いている人

向いている人の特徴 | 理由 |
---|---|
お墓を継ぐ人がいない | 継承不要で子供に負担をかけない |
自然が好き・海が好き | 海への還り方に共感 |
経済的な負担を抑えたい | 10万円前後のプランもある |
宗教にとらわれない葬送を望む | 無宗教でも問題なし |
海洋散骨を選ぶ際の注意点
散骨は法的にはグレーゾーン → マナーを守れば合法(※刑法190条「死体遺棄」に注意)
必ず粉骨処理を行うこと(遺骨をそのまま撒くのはNG)
家族・親族への事前の説明・理解が大切
事前相談・見積もりを業者に依頼して納得して決定すること
信頼できる海洋散骨業者のご紹介
「割合」や「世の中の流れ」がわかっても、実際に自分がどうするかは別の話です。
まずは信頼できる散骨専門業者に相談してみましょう。
海洋葬うみのおはか
- 葬祭業約30年の実績のある老舗が運営
- 代行散骨、乗船散骨、合同散骨など種類が豊富
- 関東を中心に散骨地域が多い
- オリジナル骨壺、アクセサリーなども用意
まとめ
海洋散骨の割合はまだ少数派ですが、これからが本格的な選択肢になるでしょう。
終活のひとつとして、心と費用の両面で納得できる選択をしていただきたいと思います。
海洋散骨に不安を持つ方のために「事前相談・無料カウンセリング」を実施している会社もあります。
気になった方は、相談してみて下さい。