近年、「無宗教葬儀(むしゅうきょうそうぎ)」を選ぶ方が増えています。
宗教者を呼ばず、形式にとらわれない自由な葬儀スタイルとして注目されており、家族葬・直葬・海洋葬などと組み合わせて行われるケースも多くなっています。
この記事では、無宗教の葬儀についてを網羅的に解説します。
◎この記事でわかること◎
- 無宗教葬儀とは?
- 一般的な仏式葬儀との違い
- 無宗教葬儀の流れ
- 無宗教葬儀の費用相場
- 無宗教葬儀のメリット
- 無宗教葬儀のデメリット
- 無宗教葬儀に向いている人
- 無宗教葬儀と相性の良い供養方法
- 無宗教葬儀を行う際の注意点
- よくある質問
無宗教葬儀とは?
無宗教葬儀とは、僧侶・神職・牧師などの宗教者を招かず、宗教儀式を行わない葬儀形式です。
読経・焼香・戒名授与などは行わず、故人や家族の意向を反映した自由な内容で執り行われます。
無宗教葬儀が選ばれる背景
宗教観の変化
信仰を持たない、または宗派にこだわらない人が増えています。
費用負担の軽減
お布施や戒名料が不要なため、葬儀費用を抑えられます。
故人らしさを重視
音楽・映像・手紙など、オリジナル演出が可能です。
一般的な仏式葬儀との違い
| 項目 | 仏式葬儀 | 無宗教葬儀 |
|---|---|---|
| 宗教者 | 僧侶あり | なし |
| 読経 | あり | なし |
| 焼香 | あり | 献花が多い |
| 戒名 | あり | なし |
| 進行 | 宗教中心 | 自由設計 |
無宗教葬儀の流れ
無宗教葬儀でも基本的な葬儀の流れは大きく変わりません。
① ご逝去・搬送
病院や施設から安置場所へ搬送します。
② 打ち合わせ
式の内容・演出・参列者数を決定します。
③ 通夜(省略も可)
無宗教の場合、通夜を行わないケースもあります。
④ 葬儀・告別式
代表的な進行例
開式の挨拶
黙祷
故人紹介
映像上映
音楽演奏
手紙朗読
献花
喪主挨拶
宗教色の代わりに「感謝・思い出」を中心に構成します。
⑤ 出棺・火葬
火葬場へ移動し、収骨を行います。
無宗教葬儀の費用相場
無宗教葬儀は内容により幅がありますが、以下が目安です。
| 葬儀形式 | 費用相場 |
|---|---|
| 直葬 | 10万〜30万円 |
| 一日葬 | 30万〜80万円 |
| 家族葬 | 50万〜120万円 |
| 一般葬 | 100万〜200万円 |
※宗教者費用(10万〜50万円程度)が不要な分、総額は抑えられます。
無宗教葬儀のメリット
費用を抑えられる
お布施・戒名料が不要です。
自由な演出ができる
好きな音楽
写真展示
映像演出
趣味の品展示
などが可能です。
宗教トラブルがない
宗派違いによる揉め事を防げます。
形式に縛られない
家族中心の温かい式になりやすいです。
無宗教葬儀のデメリット
菩提寺との関係に注意
檀家の場合、納骨を断られる可能性があります。
年配親族の理解が必要
「供養にならない」と感じる方もいます。
進行を自分たちで決める必要
自由度が高い分、企画負担があります。
無宗教葬儀に向いている人
宗教にこだわりがない
家族中心で送りたい
費用を抑えたい
自分らしい式にしたい
海洋葬・散骨を検討している
無宗教葬儀と相性の良い供養方法
海洋葬・海洋散骨
宗教儀式を伴わないため相性が良い供養方法です。
樹木葬
自然志向の方に選ばれます。
手元供養
自宅供養と組み合わせるケースもあります。
無宗教葬儀を行う際の注意点
親族の同意を得る
後のトラブル防止になります。
納骨先を事前確認
寺院墓地は制限がある場合があります。
司会進行を依頼する
葬儀社のサポートが重要です。
式のテーマを決める
「感謝」「人生紹介」など軸を作ると良いです。
よくある質問
無宗教でも戒名はもらえる?
原則ありません。希望すれば別途依頼可能です。
香典は受け取れる?
可能です。一般葬と同様です。
服装は喪服?
基本は喪服ですが、平服指定も可能です。
法要はどうする?
自由です。行わない・食事会のみなど多様です。
まとめ
「その人らしさ」を大切にした新しい葬儀の形
無宗教葬儀は、単に宗教を省くのではなく、故人らしさを最大限に表現する葬儀とも言えます。
費用を抑えたい
形式に縛られたくない
家族中心で送りたい
このような想いを叶える選択肢として、今後さらに広がっていくでしょう。
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